脳のやる気スイッチを押すには?やる気が出ない時はどうしたらいい?

「やる気が起きない(自分にはやる気スイッチがない)」
「仕事や家事をつい先延ばしにして溜めこんでしまう」
こんな自分は意志が弱くて情けない・・・と悲観的になってしまうことはありませんか?

すぐに行動に移せないのは意志の弱さや性格が原因ではありません。
脳のメカニズムが大きく関係しているのです。
この記事では、脳をうまく使って、積極的に行動する人になるコツをご紹介していきます。

やる気が起きないのは脳のせい?脳のメカニズム

実は、脳はとっても面倒くさがり。大きな変化を嫌います。
新しいことに挑戦するときや難しい問題に直面したとき、現状維持しようとする防衛本能が働いて、脳は行動を抑制します。
なので、いきなりたくさんのことを一気にしようとしたり、大改革しようとしたりするのはNG。
やる気を起こさせるには、小さなアクションから始めるのがコツです。
脳は小さな変化ならすぐに受け入れるので、その特性を利用しましょう。

脳はだまされやすく単純です。
脳に楽しいと感じさせれば、自然とやる気につながります。

考えすぎて動けない・最初の一歩が踏み出せないときは

すぐに行動に移せないという理由のひとつに「ちゃんと計画を立ててから動きたい」と考える人が多いのではないでしょうか?
考えることに時間と労力を使ってしまい、動けなくなってしまうパターンです。
そういうときは、「とりあえず」でやってみる。行動の質よりも量を増やすことを意識してみましょう。

例えば、筋トレを始めるの場合、「とりあえず」家でスクワットを1回してみる。少し動くことで脳を刺激しドーパミンが分泌されます。
一旦行動のスイッチが入ると、実際に1回だけでやめてしまうという人は稀です。5回10回と自然に続けられるでしょう。

脳は大きな変化は嫌うものの、ほんの小さな変化を受け入れ続ける可塑性という性質があります。
その性質を利用して、まずは最初の一歩のハードルを極限まで下げてみるのです。

行動力の源「ドーパミン」を放出させる

ドーパミンは行動力の源です。
そして、ドーパミンはちょっとした体の動し方で放出させることができます。

なんとなく始めたものの気乗りがしない・・集中できない・・という時は、体を動かしてみましょう。
どこででもできる簡単な動作でOKです。

  • 背伸びをする
  • 肩を回す
  • つま先立ちをする
  • その場で軽くジャンプする
  • 姿勢を良く座り直す     

ほんの少し体を動かすだけで、気持ちよく物事を進めることができますよ。

ポジティブに自己肯定感を上げる考え方・心の持ち方

①ご褒美を設定する
ご褒美はあまりお金のかからないものを用意して回数を増やすのがいいでしょう。
「終わったらスイーツを食べる」など身近なことが威力を発揮します。

②比べるのは過去の自分
自分と他人を比べてネガティブな気持ちになることがあります。
他人と自分を比べるのは無意味!過去の自分と今の自分を比べて、成長を実感しましょう。

③達成目盛りを細かく設定する
何事も「良い、悪い」「出来た、出来なかった」の二択で考えるのではなく、達成率に着目して出来た部分を褒めてあげましょう。
少しずつの積み重ねに自信がつき、行動力につながります。

耳つぼで気持ちのスイッチを切りかえる

『脳はだまされやすく単純』というお話をしましたね。
耳つぼを刺激すると、肩こりや腰痛などの痛みが緩和したり、顔がリフトアップしたり、過食を抑えダイエットできたりします。
これらはすべて、脳に勘違いさせて起こる効果なのです。

生活習慣やストレスなどで自律神経やホルモンバランスが乱れます。特になにってないけど、イライラ又はクヨクヨしてしまう日はありませんか?
そんなときは耳つぼで気分を一新させましょう。

神門と心臓のツボは、心を落ち着ける効果があります。
特に、神門のツボはイライラ、心臓のツボはクヨクヨに効果があると言われています。

ぜひ、耳つぼマッサージや耳つぼシールで刺激してみてください。

まとめ

簡単に、脳のメカニズムとやる気スイッチを入れる方法をご紹介させていただきました。
大きすぎる目標や結果を考えると、尻込みしてしまいがちですよね。
ベイビーステップでいいんです。ハードルを低く、とりあえずやってみることが肝心です。
精神を安定させるのに、耳つぼマッサージも効果的です。
ぜひこれらを普段の生活に取り入れて、健康に活発な日々を過ごしましょう。

《監修者》この記事を書いた人

ドクターノジェとジャパンセラピスト代表理事の田中

田中 幸恵
一般社団法人ジャパンセラピスト検定機構代表理事
耳介療法士・心理カウンセラー・夫婦カウンセラー
国際耳介療法学会会員
耳つぼの講師

カウンセリング歴21年。
2014年に耳介療法の元祖Dr.ポール・ノジェの子息であるDr.ラファイエル・ノジェ(現在国際耳介療法学会 CEO)より直々に耳介療法を学ぶ。耳の不思議さと奥深さに魅せられ、もっと多くの方に広めたいという想いから、今まで学んでいた中国式耳つぼ療法とフランス式耳つぼ療法を融合した独自メゾット「新フランス式オリキュロセラピー」を完成。
ご家族や大切な人の健康に貢献したい方、セラピストとしてさらに結果を出したい方に「耳つぼ療法」を通してミラクルを起こすお手伝いをしている。

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