耳つぼの左右の違いは?耳つぼシールはどちらに貼ればいいの?

耳つぼ療法とは、フランスのポール・ノジェ博士が最初に体系化させた自然療法で、耳の特定のポイント(ツボ)に刺激を与えることで、心や身体の健康とバランスを整えられるというものです。
耳介療法の創始者 ポール・ノジェ博士について詳しく

耳つぼの左右の違いは一般的に広く認知されていないため、セルフで耳つぼマッサージや耳つぼシールを貼る際、「耳の左右どちらをマッサージすればいいの?」「耳つぼの左右の違いは?」など、どちらを選択すべきかわからないと思う方も多いでしょう。
この記事では、耳つぼ療法の基本を理解し、耳つぼの左右の違いや耳つぼシールの正しい貼り方を解説していきます。

なぜ耳つぼマッサージで不調が改善するのか?

「ツボ」という言葉、ほとんどの人が一度は耳にしたことがあるでしょう。
ツボとは、人体で神経や血管が集中する部位のことを指します。
ツボが存在する主な場所は、手のひら、足裏、頭、そして耳です。
血流が集中することから、滞りが起こりやすい箇所でもあります。そのため、マッサージなどで滞った血流を改善すると、体の本来の機能が向上します。
『ツボを押したら肩こりが治った』という事例も、<東洋医学の神秘的なこと>ではなく、理にかなったことなのです。

耳つぼマッサージのメリット

耳つぼの素晴らしいところは、痛みがある部分に直接触れなくても、痛みを緩和できる効果があるところです!

例えば、「眼が疲れた・・・」という時に、眼球を取り出しマッサージをしてほぐし、血流を上げることはできませんよね。
耳には「眼」に対応する<反射区>が耳たぶにあります。なので、耳たぶをマッサージすることで「眼」に対する血流が良くなって、眼の疲れが取れたり、視界がクリアになったりします。

もうひとつ、耳つぼの素晴らしいところは、この<反射区(ツボ)>というものは、筋骨格系のみならず、内臓や神経系に至るまで、文字通り【全身】のツボが耳に分布し存在しているという点です。
コリや痛みを緩和させるだけでなく、自律神経やホルモンバランスまで整えることができるのです。

耳つぼは基本的に左右とも同じ

患部のツボを刺激することで体調が良くなりますが、だからと言ってツボが多く集中する足裏をずっとマッサージし続ける事は難しいですよね。
その点、「耳つぼ」ならいつでもどこでも簡単にマッサージすることができ、さらに耳つぼシールを貼ることでずっとマッサージしているのと同じ効果が得られます。
そういった理由から、ツボを刺激するのに一番オススメなのが「耳つぼ」なのです!

耳の形は人によって違います。1人の人でも左右の形が違うほど千差万別。
しかし耳つぼは、個人によって多少のツボの位置のズレはあれど、おおまかな部位のツボの位置は基本的に皆同じです。
耳つぼの反射区は<お母さんのお腹の中にいる胎児>に例えられます。
下図をご覧ください。とってもわかりやすく覚えやすいですよね。

耳の形は千差万別、左右の違いはあれど、ツボの位置は左右ともほぼ同じです。
右耳のマッサージでも左耳のマッサージでも、各部位に与える効果は同じと言えます。

耳つぼシールは左右どちらに貼ればいい?

例えば右の肩こりの方がひどい場合、どちらの耳に耳つぼシールを貼ればよいのでしょう?
この場合は、右耳の肩の反射区(ツボ)に耳つぼシールを貼ります。

耳つぼ療法は、基本的に痛みがある(強い)方の耳をおもに刺激します。
ですから、右側に痛みがあれば右耳に、左側に痛みがあれば左耳に、耳つぼシールを貼りましょう!
コリがひどい方の耳つぼを刺激して血流を良くすることで、症状を早く改善させることができます。

※左右どちらも痛い場合や、内臓系や神経系のツボを刺激したい時は、両方の耳に耳つぼシールを貼ります。

耳つぼの反射区の位置は、先ほど説明した<お母さんのお腹の中にいる胎児>のイメージで分布していて、基本的に左右ともに同じですが、左の方が効きやすいといわれているツボがあります。
それは「胃」のツボ。
胃は身体の左寄りにある臓器なので、右耳よりも左耳を刺激する方が効果があるとされています。
耳つぼダイエットをされる場合は、左耳の胃のツボをより刺激するといいでしょう。

ツボ位置によっては左右で効果が異なることも

左右で同じ場所にあっても、違う臓器のツボであるケースがあります。
それは、膵臓と肝臓のツボです。
左耳が膵臓のツボ、右耳が肝臓のツボとなります。

【膵臓のツボ:水分代謝、免疫機能障害、消化機能障害などに使用】


膵臓は身体の左寄り、背中側にある臓器で、高性能な消化液を分泌する臓器です。この消化液は膵液とよばれ、十二指腸で分泌され、タンパク質・脂肪・糖質を分解することが出来ます。
膵臓はガンがあっても進行するまで症状に出ない、画像によく映らない、病気の進行が速いといった悪条件が重なっているため『暗黒の臓器』と呼ばれています。

【肝臓のツボ:肝臓疾患、高血圧症などに使用】


肝臓は右脇腹、肋骨の下辺りにある臓器で、栄養素やホルモンの代謝、エネルギーの貯蔵、解毒、胆汁の生成などを行います。
肝臓は障害があっても自覚症状が出にくく、明らかな症状が出るころには既に病気が進行してしまっていることから『沈黙の臓器』と呼ばれています。

このように左右同じ場所なのに、違うツボであることはめずらしいです。
他にもありますが、少し専門的な話になってしまうのでここでは割愛します。

【稀に神経経路が左右逆の人もいる】

そして、非常に稀ではありますが、生まれつき神経経路が複雑な方もいます。
例えば、右肩が凝っているときに、右耳を刺激していると「左肩が楽になった。」と話されたりする方がいらっしゃるのですが、これはつぼの位置が左右逆になっている方のケースです。
他にも、つぼの位置が上下逆の場合は、肩こりのつぼをマッサージしても効果がなく、一般の方なら、<足>が楽になる部位である、耳の上の方をマッサージすると、肩こりが楽になる方がいます。

これらはめずらしいケースではありますが、もしツボを刺激しても思うように効果が得られないと感じる場合は、左右逆/上下逆などの可能性があります。
こういった稀なケースもあるのだという事を覚えておかれるといいでしょう。

耳つぼをマッサージする方法

〇自分でマッサージする

自分の体調を整えるために、今の自分の体調を知るところから始めてみましょう。
まずは、両耳をさわってみてください。耳が冷たかったり、硬かったりしていませんか?これも不調のサインの1つです。

「マッサージ」と聞くと「なんだか難しいのでは?」「自分には出来ないのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
とにかく1度耳をつまんでみましょう。右耳でも左耳でもどちらかでもよいですし、両耳一緒でも大丈夫ですので、耳をキュッとつまんでみてください。

やり方は簡単。人差し指と親指で、耳の<上部→真ん中→下部>を「キュッキュッキュッ」と3回ずつゆっくり優しくつまんでみます。これを3回繰り返します。

身体に不調がある場合、優しく耳をつまむだけでも痛みを感じます。
※痛気持ちいい程度にマッサージしてくださいね。

最初は痛くても、繰り返し行ううちに痛みがマシになっていきます。そして耳がポカポカしてくるのを感じると思います。血のめぐりがよくなっている証拠ですね。

目視で効果を体感したい方は、右でも左でもどちらか一方だけを先に行ってみるといいでしょう。
耳をつまんだ方の眼がパッチリはっきりしたり、フェイスラインがスッキリしたり、ほうれい線が薄くなったり、すぐにリフトアップ小顔効果が体感できます。

耳をつまんでも「冷たくも、硬くも、痛くもない!」という方も、毎日続けることで身体の調子を知る手がかりになりますし、血流が良くなり、免疫力も上がるので、やって損はありません。
繰り返し続けることをオススメします。

〇専門家にマッサージしてもらう

年齢を重ねるたびに増えていく身体の不調や、病院へ行ってもなかなか治らない症状・・・つらいですよね。「年齢のせいだから」とあきらめないでください。
実は<耳つぼ>で改善できる事が多いんです。

冷え性・腰痛・頭痛・肩こり・不眠 どれも慢性的に身体に起こっている方も多いのではないでしょうか?
すぐにでも改善させたい症状たちですが、長年蓄積されたものを<耳全体を優しくマッサージ>するだけでは、効果がわかりにくいという方もいらっしゃると思います。
そういった時には、専門家にマッサージしてもらうという方法もあります。
やはり知識と経験があるので、ココッ!というピンポイントを的確におさえ、不調を緩和し、整えてくれるでしょう。

〇耳つぼシール(耳つぼジュエリー)でマッサージする

患部のツボを刺激すれば、腰痛などの明らかに痛みがあったものが、「あれ?腰の痛みがなくなった!」と、すぐに効果を実感することができます。
即効性はありますが、一度良くなれば永遠に痛みが出ないというわけではありません。
姿勢や生活習慣などは簡単に変えられませんから、時間が経つとまた痛みがぶり返してくるでしょう。

そうは言っても、ずっと耳をマッサージし続けるなんて無理!
そんな時は≪耳つぼシール≫を活用しましょう!

≪耳つぼシール≫は、耳つぼ刺激で得たその効果をキープしてくれます。
≪耳つぼシール≫に付いているチタンや金などの金属が耳つぼを刺激することで、ずっと耳つぼを押しているような状態を保つことができるという仕組みです。

耳つぼシールなら痛くないシートタイプがおすすめ

耳つぼの効果をキープしてくれる≪耳つぼシール≫ですが、今まで多く出回っていたものは、チタンや金の粒が付いたタイプでした。

金属粒を使った耳つぼシールは、人によっては痛みが強く、貼り続けることが困難な場合や金属粒が耳穴に落下するリスクがあります。
また、粒タイプの耳つぼシールは<点>でツボを刺激をするので、少しでも目的の耳つぼからズレてしまうと、効果をうまく発揮できないため「誰もが簡単に!」とはいきません。

当校では、シートタイプの耳つぼシール(美アップシール)を使用しています。
耳つぼの効果をキープしてくれるのはもちろんのこと、シートタイプなので痛みが全くありません。
耳つぼシールの上からさらにマッサージをすることも可能です!

シートタイプは<点>ではなく<面>でツボを刺激します。金属シートから微弱電流が放射線状に流れるため、粒タイプよりも広い範囲のツボをカバーすることができます。
なので、少しくらい貼る位置がズレてしまっても大丈夫!効果を損なうことがないので「誰もが簡単に!」つけることができます。
もちろん粒が耳の穴に落ちる心配もないので、安全面でも安心です。

当校オリジナル【美アップシール】 公式ページはこちらから↓

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まとめ

耳つぼの左右の違いについておわかりいただけましたでしょうか?
耳つぼの左右の違いはほとんどなく、マッサージは両耳とも同じようにして構いません。
耳つぼシールを貼る際は、「右耳は肩のツボ、左耳は腰のツボ」というように、どちらか痛みがひどい方だけに貼るようにするといいでしょう。

耳つぼはいつでもどこでも簡単にできます。
コリや痛みの緩和から自律神経やホルモンバランスを整えることもできる耳つぼ療法は、一度身につけておくと身体の不調を自分で整えられるようになります。
より詳しい耳つぼの位置や症状ごとの耳つぼマップなどが知りたい方は、ご自分で耳つぼを学ばれることをお勧めします。

当校『スクール・モア・テラピ』なら、本格的に耳つぼ療法を学ぶことができます。
初心者の方でもすぐに実践できるよう高精度な【耳つぼ探知機】を使用しますので、実習を繰り返すうちに自信を持って施術できるようになります。

身体の中と外、両方の不調を整える事ができる≪耳つぼ≫を日常生活に取り入れて、健康的に元気になりましょう。

《監修者》この記事を書いた人

ドクターノジェとジャパンセラピスト代表理事の田中

田中 幸恵
一般社団法人ジャパンセラピスト検定機構代表理事
耳介療法士・心理カウンセラー・夫婦カウンセラー
国際耳介療法学会会員
耳つぼの講師

カウンセリング歴21年。
2014年に耳介療法の元祖Dr.ポール・ノジェの子息であるDr.ラファイエル・ノジェ(現在国際耳介療法学会 CEO)より直々に耳介療法を学ぶ。耳の不思議さと奥深さに魅せられ、もっと多くの方に広めたいという想いから、今まで学んでいた中国式耳つぼ療法とフランス式耳つぼ療法を融合した独自メゾット「新フランス式オリキュロセラピー」を完成。
ご家族や大切な人の健康に貢献したい方、セラピストとしてさらに結果を出したい方に「耳つぼ療法」を通してミラクルを起こすお手伝いをしている。

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