ジメジメと蒸し暑いこの時期…こんな日は、キンキンに冷えたビールで乾杯!!したくなりますよね。
しかし、ビール好きの方にとって、ビールのカロリーの高さは悩みの種。
今回は、夏にビールが美味しい理由と太りにくいビールの選び方について解説していきます。
この記事の目次
夏にビールが美味しい理由
夏と言えば「ビール」!冷たいビールは、ビアガーデンやBBQなど、野外イベントにも欠かせない存在です。一年を通して美味しいビールですが、夏はなぜ、ひときわビールが美味しいのでしょうか?
理由1:冷たい
夏にビールが美味しい理由は、その冷たさにあります。
体をクールダウンして、喉をうるおす。キンキンに冷えたビールの爽快感は格別です。
居酒屋では、ジョッキやグラスまで冷たくして提供されるように、冷たいビールは日本ならではの文化とも言われています。
日本のビールに多い「ピルスナー」などのラガービールは、4〜8℃が飲み頃です。喉ごしやスッキリとした味わいが特徴のビールなので、温度が低いほうが美味しく飲めます。
また、人間の味覚は、温度が低いほど味が感じにくくなるため、ビールが苦手な人でも飲みやすくなります。冷たさは、夏にビールを美味しく楽しむポイントなのです。
理由2:炭酸
「炭酸」も、ビールが美味しく感じる重要なポイントです。炭酸が強めの飲み物は、喉の渇きを止めてくれる役割もあります。夏限定ビールでは、あえて炭酸を強めにつくられている商品もあるほど。
喉をうるおし、キレがあって飲みごたえのあるビールは、日本でもっとも親しまれているテイストです。ひと口目のカーッ!っとくる瞬間は、誰もが感じたことのある気持ち良さではないでしょうか。
理由3:喉ごし
「喉ごし」とは、ビールが喉を通る感覚で、ゴクゴクと飲める美味しさのこと。喉に爽やかな感じや、清涼感が高いものが「喉ごしが良い」とされています。
炭酸の刺激も喉ごしに影響します。ビールはグラスに注ぐと喉ごしが変わります。これは適度に炭酸が抜けるため。刺激が強すぎず、まさにゴクゴクと飲める喉ごしの良いビールになるのです。
理由4:苦味
暑い夏に食べたくなるのが、苦い野菜のゴーヤやピーマン、そうめんの薬味のシソ。「苦み」には、体内の熱を冷ます効果があると言われています。
夏になると、体が自然と苦いものを求める。それもビールが美味しく感じる理由かもしれません。
ビールの苦味は「ラガー」や「IPA」の特徴にもある、ホップの苦味を指します。いつまでも舌の上に残るような嫌な苦さではなく、すぐに消える心地よい上品な苦味です。酵母の酸味と、麦芽の甘味、ホップの苦味が調和した、爽やかな飲み口のビールは、まさに暑い夏にぴったりのお酒です。
理由5:夏の食事に合う
ビールの王道のおつまみ枝豆は、夏が旬の食材です。ゴーヤチャンプル、揚げトウモロコシなど、夏の食材を使った料理は、ビールとの相性抜群!BBQのお肉やカレー、ソーセージなど、夏はビールが飲みたくなるグルメのオンパレードです。
スッキリと炭酸のきいたビールは、濃い味や、揚げ物料理にもぴったり。油っこくなった口の中を、ビールが洗い流してリセットしてくれるので、次々とおつまみが進みます。
「太りにくいビール」ってあるの?
夏にビールが進む理由をご紹介しましたが、ビール好きの方にとって、ビールのカロリーの高さは悩みの種のひとつですよね。
「カロリーや糖質が気になるけどビールも楽しみたい!」というときには、どのビールを選ぶと良いのか?ダイエット中のビールの選び方のポイントについて解説していきます。
ビールのカロリーが高いと言われるのは、ビールに含まれる糖質が他のお酒に比べると多いため。またアルコール自体にもカロリーがあり、これもカロリーを高くしてしまう一因です。
ですので、糖質やアルコールの量が抑えられたビールは、普通のビールに比べるとカロリーが抑えられているものが多く「太りにくい」と言えます。
ビールはどの種類がおすすめ?
「糖質オフのビール」
最近では、発泡酒ではない「糖質オフのビール」の種類が増えてきています。ビール好きにはうれしいニュースですね。
カロリーや糖質の量は製品によって異なりますが、100mLあたり23~32kcalほどで、糖質ゼロのものもあります。もちろんたくさん飲むのは勧められませんが、一般的なビール(39kcal・糖質3.1g)と比べ、どちらも抑えられているのは喜ばしいことです。
「カロリーオフの発泡酒」
ビールとは味わいが異なりますが、発泡酒や新ジャンルのビール(第三のビール)は、糖質やカロリーオフの種類が豊富なので毎日飲みたい方にはおすすめです。
アルコールが含まれるため0kcalというわけにはいきませんが、製品によりかなり抑えられているものもあります。製品によって含有量が大きく異なるため、どの程度カロリーや糖質を抑えたいか、また好みの味わいによって選ぶと良いでしょう。
「ノンアルコールビール」
「ノンアルコールビール」といわれるビールテイスト飲料は、カロリーや糖質の量が抑えられているものが多く、0kcalのものもあり種類が豊富です。0kcalであれば、カロリーを気にせず安心して楽しめますね。
最近ではノンアルコールビールの種類も増え、味わいもビールに近くなるよう工夫が凝らされています。
ノンアルコールビールを休肝日に取り入れるのも良いでしょう。
「微アルコールビール」
「微アルコールビール」とはアルコール度数が1%未満のビールを指す言葉として使われています。一般的なビールはアルコール度数が4~5%程度ですので、かなり控えめです。
微アルコールビールは100mLあたり12~33kcal、糖質は1.2~7.4gほど。一般的なビール(39kcal・糖質3.1g)に比べカロリーは抑えられていますが、製品によっては糖質の量が多いものもあるため、選ぶ際はチェックが必要です。
微アルコールビールの魅力は、アルコール量を減らせることにもあります。健康づくりに一役買ってくれますので、飲みすぎが気になる方が取り入れるのも良いでしょう。
ほかにもクラフトビールや地ビールなど、個性豊かなビールを見かける機会も増えてきています。種類によってアルコール度数や糖質の量が変わり、カロリーもさまざまです。
ビールを楽しむときは適量を思う存分楽しみ、普段の晩酌はカロリーや糖質を気に掛けるようにするなど、メリハリをつけて楽しむのも良いですね。
大好きなビールをこれからもずっと楽しめるよう、普段から身体にやさしい飲み方を心がけましょう。
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