【保存版】耳つぼの位置 完全ガイド|目的別マップと初心者向けの探し方

耳つぼに興味はあるけれど、「どこにどんなポイントがあるの?」「自分の悩みに関連するとされる場所はどこ?」と迷っていませんか。
この記事では、耳つぼの位置を目的別にまとめた完全ガイドをお届けします。ダイエット・美容・肩や首まわり・ストレス・睡眠など、関心のあるテーマから代表的なポイントの位置を確認できる構成です。
ただし、耳の形や大きさには個人差があり、耳つぼマップはあくまで位置の目安です。強く押したり、図だけを見て身体の状態を判断したりせず、無理のない範囲でご覧ください。
⚠ ご注意
本記事は耳つぼに関する一般的な情報を紹介するもので、診断・治療・症状の改善を目的とするものではありません。体調に不安がある場合は、医療機関へご相談ください。
フランス式耳介療法と睡眠ケア
フランス式耳介療法では、自律神経や睡眠の質に深く関わる迷走神経に着目しています。Dr.ノジェが考案した専用の耳つぼマッサージ棒を使い、耳の迷走神経領域をやさしくマッサージしていくのが特徴です。
一般的な耳つぼでは「シールを貼って刺激する」方法が主流ですが、フランス式ではマッサージ棒による繊細な手技を組み合わせることで、より穏やかなアプローチを行います。この施術法は他の耳つぼスクールでは学べない、フランス式ならではの技術です。
この記事の目次
耳に反射ポイントがあると考えられる理由
耳には、多くの反射ポイントがあると考えられてきました。フランスの医師ポール・ノジェ(Dr. Paul Nogier)は、耳を「逆さになった胎児の形」に見立てた耳介マップを1957年に提唱しました。
この考え方では、耳たぶ付近を頭や顔、耳の上部を下肢、中央のくぼみを内臓に関連する領域として捉えます。
こうした耳介の地図は、耳介療法(オリキュロセラピー)や耳鍼の歴史の中で研究・整理されてきました。
ただし、耳の一点だけで身体の状態を診断できるという意味ではありません。耳つぼマップは、位置を理解するための基本資料として活用することが大切です。
耳つぼマップの見方(耳の部位の名前)

耳つぼの位置を理解するには、まず耳の各部位の名前を知っておくと便利です。以下の表で確認してみてください。
| 部位の名前 | 場所 | 耳つぼマップ上の目安 |
|---|---|---|
| 耳たぶ(耳垂) | 耳の一番下の柔らかい部分 | 頭・顔・目・歯に対応するとされる領域 |
| 耳珠(じじゅ) | 耳の穴の手前にある小さな突起 | 鼻・食欲・脳腎に関わるとされる領域 |
| 対珠(たいじゅ) | 耳珠の向かい側にある突起 | 頭・脳・額に対応するとされる領域 |
| 耳輪(じりん) | 耳の外側の縁 | 耳介マップ上で外側を構成する部分 |
| 対輪(たいりん) | 耳輪の内側にある隆起 | 背骨・首・腰に対応するとされる領域 |
| 三角窩(さんかくか) | 対輪の上部にあるくぼみ | 骨盤・生殖器に対応するとされる領域 |
| 舟状窩(しゅうじょうか) | 耳輪と対輪の間にある溝 | 肩・腕・手に対応するとされる領域 |
| 耳甲介(じこうかい) | 耳の穴の周りにある広いくぼみ | 内臓に対応するとされる領域 |
【目的別】耳つぼの位置一覧
以下の表で、目的別に代表的な耳つぼの位置をまとめました。気になるテーマから確認してみてください。
| 目的 | 代表的なポイント | 位置の目安 |
|---|---|---|
| ダイエット・食欲 | 飢点・胃・神門 | 耳珠周辺・耳甲介・三角窩付近 |
| リフトアップ・小顔 | 眼・額・頬・フェイスライン | 耳たぶ周辺 |
| 肩こり・首コリ | 肩・頸椎・肩関節 | 対輪・舟状窩 |
| 自律神経・ストレス | 神門・交感・心 | 三角窩・対輪下部・耳甲介 |
| 睡眠 | 神門・枕(後頭)・心 | 三角窩・対珠・耳甲介 |
| 頭まわり | 額・枕(後頭)・神門 | 対珠・耳たぶ上部・三角窩 |
| 目の疲れ | 眼・肝 | 耳たぶ中央・耳甲介 |
| 冷えが気になるとき | 心・腎・内分泌 | 耳甲介 |
ダイエットで注目される耳つぼの位置

ダイエットに関連するセルフケアで紹介されることが多いのは、食欲や消化、リラックスに関わるとされるポイントです。耳つぼだけに頼らず、食事・運動・睡眠などの生活習慣とあわせて考えることが大切です。
飢点(きてん)
耳珠の下部周辺に示されるポイントです。食欲に関連する場所として、耳つぼダイエットの紹介でよく取り上げられる領域の一つです。
胃(い)
耳甲介の中央付近に示されます。耳つぼマップでは、胃に対応するとされる領域の一つです。
神門(しんもん)
三角窩の上部付近に示される代表的なポイントです。ストレスや緊張が気になるときのセルフケアで紹介されることがあります。
内分泌(ないぶんぴつ)
耳甲介の下部、耳の穴の下側付近に示されます。耳つぼマップでは、内分泌に関わるとされる領域です。
💡 ポイント:ダイエット目的の耳つぼは、特定の一点だけを強く刺激するのではなく、生活習慣の見直しとあわせて無理なく取り入れるのが一般的です。
フランス式耳介療法のダイエットへのアプローチ
フランス式耳介療法では、耳を全身とつながる反射区として捉え、一人ひとりの状態を確認しながら刺激するポイントを選びます。そのため、一般的な耳つぼダイエットとは、ポイントの考え方や選び方に違いがあります。
耳への刺激については、肥満モデルのラットを用いて、食行動に関係する脳の神経活動への影響を調べた研究も報告されています。研究では、耳の特定部位への刺激が、摂食や満腹感に関係する視床下部の神経活動に影響する可能性が示されました。
ただし、これは動物を対象とした基礎研究であり、人のダイエット効果を直接証明するものではありません。フランス式耳介療法については、こうした研究も参考にしながら、体質や生活習慣とあわせて考えていくことが大切です。
美容(リフトアップ・小顔)で注目される耳つぼの位置

美容目的で耳つぼが取り上げられる場面では、顔まわりの巡りやリフトアップに関連するとされるポイントが紹介されます。
眼(がん)
耳たぶの中央付近に示されるポイントです。目のまわりの巡りに関わるとされ、美容系の耳つぼで取り上げられることがあります。
額(がく)
耳たぶの上部付近に示されます。顔の上半分に対応するとされる領域です。
頬(きょう)
耳たぶの中央〜やや外側に示されます。顔全体のリフトアップに関わるとされる領域です。
フェイスライン
耳たぶの外側付近に示されます。小顔ケアの耳つぼとして紹介されることがあります。
💡 ポイント:美容系の耳つぼは、顔まわりの巡りをサポートするセルフケアの一つとして取り入れられることが多いです。
肩こり・首コリで注目される耳つぼの位置

肩こりや首のこわばりが気になるときに紹介されることが多い耳つぼは、首や肩に対応するとされる領域に位置します。
肩・肩関節
対輪の中間〜舟状窩付近に示されるポイントです。肩まわりに対応するとされ、肩こりケアの耳つぼとして紹介されることがあります。
頸椎(けいつい)
対輪の下部付近に示されます。首に対応するとされる領域で、首コリが気になるときに取り上げられることがあります。
💡 ポイント:肩こりの耳つぼは、ストレッチや姿勢改善とあわせて取り入れるのが一般的です。
自律神経・ストレスに関わるとされる耳つぼの位置

ストレスや緊張が気になるとき、自律神経のバランスに関わるとされるポイントが紹介されることがあります。
神門(しんもん)
三角窩の上部付近に示される代表的なポイントです。リラックスしたいときのセルフケアで広く紹介されています。
心(しん)
耳甲介の中央付近に示されます。精神的な安定に関わるとされる領域です。
交感神経(こうかんしんけい)
対輪下部の内側(耳甲介との境目付近)に示されます。自律神経のバランスに関わるとされるポイントです。
💡 ポイント:自律神経のケアは、耳つぼだけでなく、呼吸法・入浴・睡眠など日常の習慣とあわせて取り入れることが大切です。
睡眠に関わるとされる耳つぼの位置

睡眠の質が気になるときに紹介されることがある耳つぼは、リラックスや神経系に関わるとされるポイントが中心です。
神門(しんもん)
三角窩の上部付近に示されるポイントです。ストレスや緊張を和らげたいときのセルフケアとして広く紹介されています。
枕(後頭)
対珠の後方付近に示されます。後頭部に対応するとされる領域で、睡眠に関する耳つぼとして取り上げられることがあります。
心(しん)
耳甲介の中央付近に示されます。精神的な安定に関わるとされる領域です。
💡 ポイント:睡眠ケアの耳つぼは、就寝前のリラックス習慣の一つとして取り入れるのが一般的です。
耳つぼの位置を確認する3つの方法
耳つぼの位置を確認する方法は、大きく分けて3つあります。
1. 耳つぼマップ(図)で確認する
書籍やインターネット上の耳つぼマップを参考にする方法です。手軽に始められますが、耳の形には個人差があるため、図だけで正確な位置を特定するのは難しいことがあります。
2. ツボ探索機で確認する
微弱な電流を使い、皮膚の電気抵抗が低い場所(反応点)を探す専用機器です。図だけでは分かりにくいポイントも、客観的に確認しやすくなります。当校の講習でも、ツボ探索機を使った実習を取り入れています。
3. 講習で実技を学ぶ
耳の形の個人差や、ポイントの見つけ方のコツを、実際の耳を使って学ぶ方法です。図だけでは伝わりにくい感覚的な部分も、対面で確認できます。
自分で耳つぼを確認するときの注意点
- 強く押しすぎない(耳の皮膚は薄くデリケートです)
- 図だけで「ここが悪い」と判断しない(耳つぼマップはあくまで位置の目安です)
- 耳に傷や炎症があるときは避ける
- 体調に不安がある場合は、医療機関に相談する
- 耳つぼシールを長時間貼りっぱなしにしない(3〜5日を目安に交換)
当校オリジナル耳つぼシールの特徴
耳つぼシールは一般的に数日〜1週間程度で貼り替えが必要なものが多いですが、当校が開発したオリジナルフラットタイプシールは、約2〜3週間の使用が可能です。
粒タイプのように突起がないため、痛みを感じにくく、就寝中も気にならないのが特徴です。長期間貼り続けられることで、日常のセルフケアとして無理なく取り入れていただけます。
耳つぼの位置と実技をきちんと学びたい方へ
耳つぼの位置は、図で見るだけでは正確に把握しにくいことがあります。当校では、ツボ探索機を使った実習を取り入れ、耳の形の個人差にも対応できる実践的な講習を行っています。
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参考資料:Nogier, P. (1957). Treatise of Auriculotherapy. Maisonneuve. / WHO (2021). WHO benchmarks for the practice of auricular acupuncture. World Health Organization.