耳つぼセラピストの資格は1日で取れる!開業に必要な講座の種類について

ツボは全身に存在していますが、その中でも特に「耳つぼ」が注目されています。
その理由として、耳には『全身の縮図』と言われるほど多くのツボが集中しており、筋骨格系だけでなく内臓系・神経系の不調まで改善できることが挙げられます。
今回は、「耳つぼを本格的に習いたい」「資格を取って開業したい」という方のために、必要な耳つぼ資格の種類や耳つぼ講座について解説していきます。

耳つぼセラピストとは?

耳つぼセラピストとは、耳つぼセラピーを施術する人のことを指します。耳つぼセラピーは耳のツボを刺激することで、ダイエットや健康面、精神面での不調を改善することが可能です。
一時期、巷で耳つぼダイエットが話題になり、またファッション性の高い「耳つぼジュエリー」が流行ったことから一気に耳ツボの知名度が高まりました。そのため、日本では「耳つぼ=ダイエット」というイメージが定着していますが、欧米や中国では治療行為として実施されています。
アメリカでは軍隊において”耳鍼”が研究され、実際に兵士の治療に導入されていますし、フランスでは非常に厳しい法律のもとで、医師などの医療に携わる専門家だけが行うことのできる医療行為として認められています。

耳つぼ資格について

耳つぼセラピストの資格は国家資格ではなく、民間の資格となります。
耳つぼ(ジュエリー)の協会はいくつかあり、講座によって所属している協会が異なります。協会での資格を取得すると、協会認定の耳つぼ(ジュエリー)セラピストになることができます。
耳つぼの資格を取得したい、耳つぼサロンを起業したい、耳つぼの先生になりたいという方は、協会認定資格を取得するとよいでしょう。

現在は以下のような協会があります。
・一般社団法人 ジャパンセラピスト検定機構
・一般社団法人 中医学耳つぼ美容協会
・JETA日本耳つぼセラピスト協会
・イヤービューティセラピスト(EBTA)協会
・日本耳つぼアーティスト協会
・EJA耳つぼジュエリー協会
・一般社団法人 耳つぼ美癒学協会

耳つぼ講座の種類

耳つぼ講座は協会によって様々で、通信講座と対面講座、中国式とフランス式があります。講座のコースも初級コース、開業コース、講師コースなど、自分に合った講座を選ぶことができます。
耳つぼ資格は1日で取得できるところがほとんどのため、どの耳つぼ講座を受講するかは、講座の内容とアフターフォローの有無が非常に重要となります。

中国式耳つぼとフランス式耳つぼの違い

耳つぼといえば中国が起源だと思われがちですが、実はヨーロッパの方が歴史が古く、古代ギリシャのヒポクラテスの時代から耳介療法が行われていたという記録があります。
1956年フランスのポール・ノジェ博士が、古くからあった耳介療法を体系化し、フランス式と中国式に派生していきました。そのため、フランス式と中国式とでは耳つぼの位置が異なります。

ポール・ノジェ博士についての記事はこちらから

≪中国式の足のツボ≫

≪フランス式の足のツボ≫

中国式とフランス式でツボの位置が全く違いますよね。どちらがより効果的かというのは、一概には言えません。
中国式のツボの方が効く人もいれば、フランス式のツボの方が効くという人もいます。また上記のツボの位置も絶対ではなく、「このあたり」という捉え方をしてください。耳の大きさや形は人それぞれ違いますので、ツボの位置も人によって変わってきます。

スクール・モア・テラピで学ぶメリット

「スクール・モア・テラピ」は一般社団法人ジャパンセラピスト検定機構に所属しています。当校では、耳介(耳つぼ)療法を体系化させたフランス人医師ポール・ノジェのご子息で、国際耳介療法学会会長のラファエル・ノジェ氏から直接学んだ知識とノウハウを学んでいただけます。
本物のフランス式耳介療法をベースに、中国式の耳介療法をかけ合わせ、長年培ってきた知識と技術を体系化させたカリキュラムとなっています。

また、使用する耳つぼシールは当校オリジナルで製造販売しています。シートタイプの耳つぼシールを採用し、裏面は特殊加工した純正プラチナと24金を使用しています。※24金タイプの耳つぼシールは受講生のみ購入可。
金属面が肌に触れると微弱電流が流れ、ツボを刺激します。粒タイプの耳つぼシールと違い、痛くない、ツボの広い範囲をカバーできるのが特徴です。

耳つぼシールについての記事はこちらから

スクール・モア・テラピでは資格を取得してからも、手厚いフォローが受けられ、自信がつくまで何度でもサポートを受けることができます。ご興味のある方は、Zoomで講座についての内容を紹介させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

日本では「耳つぼ」といえば「耳つぼダイエット」というイメージが広がっていますが、世界では医師による治療の一環としても使われるほど、「治療効果」が認められているものです。
しかし今、日本では「耳つぼ」を使った「ダイエット」をするにしても、サプリメントに頼るなど本来の趣旨から外れた知識と技術が横行しています。本来はサプリメントや薬に頼ることなく、耳つぼ刺激だけで満腹中枢を刺激し過食を抑える効果が発揮できるものです。
本物の耳介療法(耳つぼセラピー)はダイエットだけでなく、肩こり・腰痛といった身体の不調や、生理痛・更年期障害といったホルモンバランスの異常、不眠症・うつ病といった自律神経の乱れを改善させることが可能です。
耳つぼ資格を取るために、どの協会が自分に合っているのか見極めて講座を受けるようにしましょう。

《監修者》この記事を書いた人

ドクターノジェとジャパンセラピスト代表理事の田中

田中 幸恵
一般社団法人ジャパンセラピスト検定機構代表理事
耳介療法士・心理カウンセラー・夫婦カウンセラー
国際耳介療法学会会員
耳つぼの講師

カウンセリング歴21年。
2014年に耳介療法の元祖Dr.ポール・ノジェの子息であるDr.ラファイエル・ノジェ(現在国際耳介療法学会 CEO)より直々に耳介療法を学ぶ。耳の不思議さと奥深さに魅せられ、もっと多くの方に広めたいという想いから、今まで学んでいた中国式耳つぼ療法とフランス式耳つぼ療法を融合した独自メゾット「新フランス式オリキュロセラピー」を完成。
ご家族や大切な人の健康に貢献したい方、セラピストとしてさらに結果を出したい方に「耳つぼ療法」を通してミラクルを起こすお手伝いをしている。

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