『起立性調節障害』で困っているお子さまは結構いらっしゃいます。
起立性調節障害とは、自律神経系の異常で循環器系の調節がうまくいかなくなるために起ります。
第二次性徴期とも重なる、小学校高学年~中学生に多く見られます。
体の様々な機能が大人へと変化していく大事な時期ですね。
症状としては、立ちくらみ・疲れやすい・長時間立っていられないなどがあり、
また、朝起きられないことから、不登校になる割合も多くあります。
症状から『さぼり』なんじゃないかと思われがちですが、
これは体の病気であり、本人が頑張ればどうにかなるということではありません。
1番つらいのはご本人ですよね。
以前、起立性調節障害で学校に行けない中学生の男の子とそのお母さまがフランス式オリキュロセラピーを試してみたいと来てくれました。
病院に行っても、治療の基本は『適度な運動と生活リズムの改善』だと言われるだけで、困り果てていたとのことでした。
自律神経を整えるツボを刺激し、効果を持続させるために耳つぼシールを貼りました。
施術時間は30分ぐらい。
とりあえず昼間は起きておくように頑張って、と様子をみることにしました。
翌日「今日は学校に行けました!」とメールを頂き、私自身、フランス式オリキュロセラピーの凄さに驚きました!
その後2週間に1回ぐらいのペースで4か月ほど施術に通って頂いて、学校を休むことはほぼなくなりました。
でもご本人が、お守り代わりに耳つぼをしておきたいと言うみたいで、
お母さまが自宅でいつでもしてあげられるようにと、講習を受けられました。
今でもなにか不調がある時は、耳つぼ施術をしてあげているそうです。
もちろん フランス式オリキュロセラピーでなんでもかんでも治療できるわけではありません。
が、フランス式オリキュロセラピーと出会えて良かったと言ってくれる人ばかりです。
これからも本当に必要な人との出会いが広がって、
フランス式オリキュロセラピーの素晴らしさを知ってもらえると嬉しいです。
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