どんなに素晴らしい栄養素を含んだ食品でも、調理法によって台無しにしてしまうことがあります。
今日は、ほうれん草のアク抜きについてお話しします。
ほうれん草に含まれる主な栄養素に、ビタミンCがあります。ビタミンCは水に溶けやすく、加熱調理に弱い性質を持っています。
ほうれん草は茹でてから水にさらすのが一般的な調理方法ですが、茹でるだけで40%以上ものビタミンが失われてしまいます。
ほうれん草からビタミンCを摂るなら生で食べるのが1番ですが、たくさんの量を食べられませんよね。茹でてかさを減らした方が量がとりやすいので、従来の調理方法で少し工夫してみましょう。
・切ってから茹でるのではなく、株ごと茹でる。
・30秒程度で火からおろす。
・水にさらす時間を短時間にする。
・ラップにくるんで加熱する。(多少アクは残ります)
栄養素の消失を防ぐには、新鮮なうちに消費することも大切です。すぐに消費しきれない場合は、冷凍保存しましょう。
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