むくみやだるさの原因は過度な湿気にアリ。湿気による体の不調の改善法について解説

今年もまた不快な梅雨がやってきます。
日本気象協会の発表によると、2024年の梅雨入りは平年並みですが、降水量は多くなることが予想されています。
間近に迫った梅雨で気をつけたいのが、湿気が原因で起こるさまざまな体の不調・・・
今回は、湿気による不調から湿気の防ぎ方まで、その対策について解説していきます。

その「なんとなく不調」実は湿気のせいかも?

以下の項目に1つでも当てはまる人は、湿度管理が必要です。
・体がむくむ
・体が重だるい
・ぐるぐる回転するようなめまいがする
・食欲がわかない、胃が重い
・お腹に水分が溜まりポチャポチャする
・脇やお腹が冷えている
・関節が動かしにくい、痛い、痺れる

湿気が原因で起こる不調”湿邪”とは?

梅雨時期になると頭痛がする、だるいなど、病気というほどではないけど不調が続く…そんな人が多いのではないでしょうか?
東洋医学では、余分な水分が溜まることで引き起こされる心身の不調を”湿邪(水の邪気)”と呼びます。
湿気が体に入り込んだり、体から余計な水分をうまく排出できなかったりすると、体内に滞った水分がさまざまな悪影響を及ぼします。
例えば、頭部に水分が溜まると頭痛やめまい、胃に溜まると胃もたれや食欲不振、体全体に溜まると浮腫みや冷えを起こします。

人間の体は気・血・水で構成され、これが滞りなく循環しているのが健康な状態です。しかし梅雨になると、体内の水分が滞りやすくなります。
特に、もともと体内に水分をため込みやすい”水滞”という体質の人は症状が顕著になります。

“湿邪”を防ぐ方法

・食生活を見直す

水分を排出する働きがある黒豆などの豆類きゅうりゴーヤースイカなどの瓜類海藻を取り入れましょう。
また、むくみの原因となる塩分を控えた食事を心がけることも大切です。

むくみを気にして水分を控えるのは逆効果です。「飲んで流す」が理想的なので、脱水を防ぐためにも、水分は適度にとりましょう。
ただし、冷たい飲み物は体を冷やして巡りを悪くするので、常温の水がオススメです。

・自律神経を整える

東洋医学における”湿邪”とは、西洋医学における”気象病”に該当します。
呼吸や体温、血圧などを司る自律神経が乱れると、気圧の変化に対する調整がしづらくなり、身体がストレスにさらされます。

自律神経を整えるには、血流を良くするストレッチやウォーキング、また手軽にできる耳つぼマッサージがオススメです。

むくみを取る耳つぼ解説

●は表側、▲は裏側を指しています。
自律神経・・・交感神経と副交感神経のバランスに作用する。
内分泌・・・内分泌ホルモンのバランスをとり、腺分泌物を増減させる。水分代謝を促進。
膀胱・・・泌尿器系疾患に使用。
腎臓・・・血圧を高めるためにレニンとアンジオテンシンの分泌を促す。
肝臓・・・肝臓機能の働きを活性化させる。

自律神経を整える耳つぼ解説

●は表側、▲は裏側を指しています。
自律神経・・・交感神経と副交感神経のバランスに作用する。
神門・・・心を落ち着かせる。痛みを軽減するためのキーポイント。他の耳つぼの働きを助ける効果も。
ポイントゼロ・・・エネルギー、ホルモン、脳の活動のバランスを整える。末梢神経の神経節を通じて内臓をコントロールする。
後頭部・・・心を落ち着かせる。精神安定、頭痛、神経系疾患(顔面けいれん、めまい、耳鳴り、視覚・聴覚障害)の治療に使用。

むくみ・だるさに即効性がある耳つぼマッサージの方法

1.耳つぼサロンに通う

耳の形やツボの位置は、人によって違います。
本やインターネットから耳つぼの情報を得られたとしても、しっかりとした効果が感じられない場合は、ツボの位置が間違っているのかもしれません。
耳つぼサロンで、ご自身の正しい「耳つぼ」の位置をマッサージしてもらってみるのもいいでしょう。

ただし、睡眠障害・不眠症の治療は、一度だけ耳つぼサロンで施術すれば完治するというものではありませんので、何度も通う必要があります。

2.自分でマッサージする

不眠を緩和するためのツボ押しは、照明を落とし、快適な室内のリラックスした状態で、眠る30分~1時間前に行うのが理想的です。即効性があるので、寝室のベットの上で行うことをオススメします。
すぐに簡単にできる耳つぼだからこそ、自分の眠りたいタイミングに最高のリラックス状態を作り、心も身体も整えることができます。
習慣づければ、最強のセルフケアとなるでしょう。

3.耳つぼシールを貼る

耳つぼシールは、耳にシールを貼るだけで、簡単にさらに持続的に耳つぼマッサージの効果を得られます。
肌に触れる面に、チタンなどの金属の小さな粒がついており、その粒で耳つぼを刺激します。指でマッサージをしなくても耳つぼを刺激し続けられるので、耳つぼシールを貼っている間はずっと効果をキープできます。

痛くない耳つぼシールなら『美アップシール』がオススメ!

耳つぼシールには種類があり、現在、多く出回っているのが上記のような粒タイプです。
ただ、この粒タイプの耳つぼシールは、「小さな粒が耳の穴に落ちないか心配」「痛くてずっと付けていられない」という声や、シールを貼る位置がツボとズレていると効果が発揮できないというデメリットがあります。
シートタイプの耳つぼシールなら、そのような心配や痛みがなく、それでいて効果もバツグンです。

当校オリジナルの『美アップシール』は、純正プラチナの特殊加工を施したシートタイプの耳つぼシールです。
金属面が皮膚に触れることで微弱電流が流れ、耳ツボを刺激します。全く痛みがなく、さらに粒タイプよりも広い範囲の耳つぼをカバーできることが特徴です。
誰でも簡単に貼ることができ、効果が得られる画期的な耳つぼシールです。

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むくみ・だるさに即効性がある耳つぼマッサージの注意点

どこでも誰にでも簡単にできる「耳つぼ」ですが、いくつか注意すべき点があります。

・マッサージをする前の過度の飲酒はやめましょう

眠るためには、副交感神経を優位にする必要があります。
過度な飲酒は交感神経を刺激し、副交感神経の働きを抑制するため、自律神経を乱す原因になります。

・耳全体をやみくもにマッサージしすぎない

いきなり耳全体をぐるぐると回したり、揉んだりすることはやめましょう。
耳には全身のツボが存在しているため、耳全体を刺激することで血流が一気に良くなり、血圧が急激に下がること恐れがあります。

・妊娠中は耳つぼマッサージをしない

妊娠中はホルモンバランスが急激に変化するために、つわりをはじめとした様々な不調があらわれます。お薬の使用も制限される中、「耳つぼ」に頼りたくなる気持ちはわかりますが、中には陣痛を促す時に使うツボも存在するため、むやみにマッサージしないようにしましょう。

・痛みを感じたらすぐにやめる

明らかに「痛い」時には、無理をしてマッサージしないようにしましょう。
身体の不調がある場所の「耳つぼ」を刺激すれば、痛みがあるのは自然なことですが、「痛気持ちいい」くらいの、適度な力の強さでマッサージを行うようにしてください。

わからないときはプロの技術を学んで

自分で耳つぼマッサージをしても効果がわからない…。そんな時は、刺激する耳つぼの位置が間違えているのかもしれません。
耳つぼ療法では、自分の体調不良にはどんな原因があり、どんな困りごとがあるのか、さまざまな症状をあらゆる角度からアプローチします。
正しくアプローチするには、正しい知識と技術が必要となるため、耳つぼ療法について、一度プロから学ぶことが、梅雨時の体調不良を改善する一番の近道です。

『スクール・MORE・テラピ』なら、フランス式耳つぼ創始者(ドクター・ノジェ)直伝の本物の知識と技術を、独自のカリキュラムで納得いくまでじっくり学ぶことができます。

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