ライフステージ別必要な栄養素【乳幼児期】

こんにちは。

神戸を拠点にフランスノジェ式耳介療法講習(耳つぼ講座)をしています、耳介療法士の田中です。

乳幼児期とは0~5歳ごろまでをいいます。

生後6カ月までの栄養源は母乳か人口乳になります。

母乳にはビタミンK含有量が少ないので、授乳中はビタミンKを多く含む食品を摂るように心がけましょう。

ビタミンKは血液を凝固させる働きや、骨の形成を促すたんぱく質「オステオカルシン」を活性化させ、カルシウムを骨に取り込む働きがあります。

≪ビタミンKを多く含む食品≫

ブロッコリー・小松菜・ほうれん草・わかめ・納豆など

生後6ヵ月から1歳半ぐらいまでは離乳食を与えます。

この間は、雑菌や寄生虫の恐れのある刺身や生卵などの生ものは避けます。

また塩分の多いものや刺激の強いものは与えないようにします。

乳幼児期は食物アレルギーを発症する可能性が高いため、牛乳・小麦・大豆・卵などアレルゲンになりやすい食品は、同じものを一度にたくさん食べさせたり、毎日食べさせたりするのは控えましょう。

はちみつはボツリヌス菌に感染する可能性があるため、1歳までは禁止します。

他にも、消化不良を起こしやすいウナギや、アレルゲンになりやすいウニ、イクラ、たらこも離乳食期は避けた方がいい食品です。

離乳食後は1日3回、主食・主菜・副菜がそろった食事を規則正しく食べさせ、正しい食習慣を身につけられるようにします。

しかしそれだけではまだ必要な栄養素を補うことが難しいため、1日2回ほどの間食で補うようにしましょう。

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