こんにちは。
神戸を拠点にフランス式耳介(耳つぼ)療法講習をしています、耳介療法士の田中です。
本日、は普段調理などに使用する油の選び方をご紹介します。
亜麻仁油・エゴマ油・オリーブオイルは日頃から食生活に取り入れるべき油です。
いざお店で買おうとすると、同じ油でもいろんな種類があって迷ってしまいますよね。
なにを基準に選ぶといいのか?
それは、製法と容器です。
食用油は生鮮食品です。
野菜や肉と同様に、油も酸化したり腐敗したりします。
光に当たると酸化しやすいため、遮光ビンに入っているオリーブオイルをよく見かけますよね。
本来、新鮮な油を扱うならば、冷蔵庫で光を通さない環境で陳列しないといけません。
しかしスーパーでは、透明の容器に常温で陳列されています。
それでも腐らないのは、こうした油の成分を科学的に取り除いているからです。
油の原料に石油系の溶剤を混ぜ、加熱しながら攪拌することで原料から油分を溶かし出します。
そして長期保存できるようにするために、食物繊維やミネラルを取り除き、高温で脱色・脱臭しているのです。
このプロセスを見ると、そもそも口にして大丈夫なのか?と思ってしまいますよね…
本当に栄養素として取り入れるべき油は、コールドプレス(低音圧搾)製法で作られているものを選びましょう。
コールドプレス製法は、脂を絞るときに熱を加えない製法です。30度以上の熱を加えずに原料を絞って抽出します。
結局はシンプルな製法で作られたものが、1番安全で身体に良いということです。
こういった油はパッケージ量も少なく割高ですが、日々口にするものです。割高な分、使う量も自然と少なくなっていいかもしれません。
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