「耳つぼ療法」と聞くと多くの人が中国式を思い浮かべるでしょう。「鍼(はり)治療」発祥の地は中国というイメージが強いですね。しかし実は、ヨーロッパのほうが中国より古くから鍼治療を行っていた、ということがわかっているのです。

中国とヨーロッパのつぼ歴史比較

 

アイスマンもヒポクラテスも

たとえば、氷漬けのミイラで有名なアイスマン(推定5400年前)にも、鍼治療をしていたと思われる痕跡が見つかっています。また古代ギリシャの「医学の父」「医聖」「疫学の祖」と呼ばれているヒポクラテスも、『坐骨神経痛には耳の背の静脈を切って治す』と書き記しています。つまり、鍼治療も耳介治療もヨーロッパのほうが古くから行われていたと考えられます。耳つぼ治療のヒポクラテス

フランス人医師 ポール・ノジェにより耳介療法が生まれかわる!

フランス人医師で元エンジニアのポール・ノジェが、1956年 古くから存在した耳介療法を 新たに体系化しました。 ノジェ博士のすばらしい成果はそれだけではありません。 医師であると同時にエンジニアでもあったノジェ博士は、正確につぼを鑑定するための探索機も考案しました。

皮膚の表面には電気抵抗の低いポイントがあります。 そのポイントは 血流が滞っている箇所で中医学の経穴(つぼ)に対応しており、 これを耳にも取り入れたのです。

当校で使用している探索機は、片手で使用できるタイプで、だれにでも使いやすくしたものです。 それでも機能は十分で「たとえ初心者であっても 簡単、正確につぼを見つけることができる」のです。

このノジェ博士の体系化した耳介療法は《フランス式耳介療法、フランス式オリキュロセラピー》と呼ばれています。そして、その効果のがたいへん高いことから 最新の医療にも応用されているのです。

耳つぼ探索機で、初心者でも簡単・正確につぼを判定できます