フランスには 耳つぼを超える耳つぼがある?

こんにちは。スクール・MORE・テラピ代表の田中です。 「フランスには 耳つぼを超える耳つぼがあるんだって!」そんな噂を耳にして「フランスの耳つぼって いったいどんなのだろう!? どんな先生なんだろう!?」と、いてもたってもいられなくなり、私はすぐにフランスに飛びました。

フランスの街並み、到着した日は雨でした

フランスの街並み、到着した日は雨でした

これが私のフランス式耳介療法の師匠である ラファエル・ノジェ との出会いです。 それまでも中国式などの耳つぼを学んできて、それなりの見識があると思っていた私にとって、師匠の技術や研究は 目からうろこでした。 今までの耳つぼとまるで違うアプローチ!想像もしない考え方! 言葉にできないくらい素晴らしくて、師匠の教えてくれること、見せてくれる手技の一つ一つを、ひとつとして見落とすまいと真剣に学びました。

国際耳介療法学会で先導者としてポール・ノジェ博士と、国際フォーラムシンガポールで

Dr.ノジェと田中代表 Auriculotherapy Certification Institute (ACI), 耳介療法証明学会 国際フォーラム in SINGAPORE 日本からの参加者は1名でした。

フランス、ドクターノジェの研究室にて耳介療法を教わる

フランス、Dr.ノジェの研究室にて、耳つぼ模型を使って説明を受ける

フランス式は理論と研究に裏うちされている

フランス式はまさに、理論と研究に裏付けされた耳介療法です。 例えば、次のような実証実験を体験させていただきました。 ①足の反射区にあたる耳のポイント(つぼ)に刺激を与えます。 ②体の表面温度の変化をみるサーモグラフィで観察します。 15分後 → 足先の温度が明らかに上昇 20分後 → 顔や手の温度も上昇 また、腰痛の人の耳の反射区に同じように刺激を与えると腰の血流が増加しました。さらに服を脱いだときの体表温度の下がり方が、刺激していないときにくらべて 緩やかだったのです。 理論と研究に裏付けされた耳介療法を知り、実際に結果が出る施術を目の当たりにして、その場で私がドクターノジェに師事したことは言うまでもありません。

 
フランス式耳つぼの大家ノジェ氏の施術

フランス式耳介療法の大家、Dr.ノジェの施術を受ける

 

創始者はフランス人医師・元エンジニアのポール・ノジェ

1956年、フランス人医師で元エンジニアの ポール・ノジェ が従来より存在した耳介療法を体系化しました。これがフランス式耳つぼ療法の始まりです。 現在、国際耳介療法学会で先導者としてポール・ノジェ博士の後を引き継いでいるのが、ご子息のラファエル・ノジェ博士です。 つまりスクール・MORE・テラピ代表の田中は、全国でも数少ないノジェ博士直伝の耳介療法士なのです。