食物繊維は五大栄養素に次ぐ、体内で重要な役割を担う栄養素だと言われています。
食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分けられます。
水溶性食物繊維は水に溶ける性質で、野菜や果物に含まれるペクチンや、海藻に含まれるアルギン酸などがあります。
・老廃物を包み込んで便と一緒に排出する
・便をやわらかくして便通をスムーズにする
・糖の吸収速度を遅らせ、血糖値の急上昇を抑える
などの働きをします。
不溶性食物繊維は水に溶けない性質で、代表的なものは大豆のセルロースです。
水分を吸収して膨らみながら腸を移動し、腸を刺激するとこで排便を促す役割を担います。
便秘の人は不溶性食物繊維に注意しましょう。
腸がぜん動運動をしていないため、不溶性食物繊維を摂ると便のカサが増しすぎて、さらに便秘が悪化することがあります。
食物繊維をとり続けて、腸内環境を良い状態にキープさせましょう。
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