こんにちは。
神戸を拠点にフランスノジェ式耳介療法講習(耳つぼ講座)をしています、耳介療法士の田中です。
完全栄養食とは、ヒトの健康維持に欠かせない必須栄養素をバランスよく含んだ食品のこと。
その代表格にあたる食品「卵」は、安価で幅広い料理に活躍する万能食材です。
以前はコレステロールの摂取量を抑える観点から「1日1個まで」といわれていましたが、食事から摂取するコレステロール量が血液中のコレステロール量に必ずしも影響を与えるわけではないことがわかり、現在は明確に「何個まで」という基準は設けられていません。
卵は良質なタンパク源であり、食事からしか摂れない必須アミノ酸の宝庫ですので、私は1日2.3個食べることをオススメします!
≪卵の主な栄養素≫
・タンパク質
筋肉や血液、骨、皮膚、髪など、体をつくるために欠かせない栄養素。
・脂質
悪玉コレステロール値を低下させ、動脈硬化予防に効果のあるリノール酸やオレイン酸、レシチンなども含まれています。
・ビタミン
ビタミンB2・B12(脂質やタンパク質の代謝を支える)
ビタミンD(骨や歯を丈夫にする)
ビタミンA・ビタミンE(抗酸化作用で免疫力を高める)
・ミネラル
カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウムなど。体を構成するだけでなく、体内の代謝や生理機能をコントロールする重要な役割を担っています。
≪卵は生のまま、尖った方を下に保存する理由≫
生卵は表面の小さな穴から空気中の酸素と内部の炭酸ガスを入れ替えているため、ゆで卵よりも日持ちします。
卵の丸い方には気室があり細菌が繁殖しやすいことから、尖った方を下にして卵黄を遠ざけているのです。
≪食べ合わせのポイント≫
卵に含まれないビタミンCや食物繊維を多く含む食品と組み合わせるのがいいでしょう。
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