こんにちは。
神戸を拠点にフランス式耳介(耳つぼ)療法講習をしています、耳介療法士の田中です。
成長期の子供にとって、タンパク質はとても重要な栄養素です。
筋肉や骨の成長に欠かせないのはもちろんのこと、心の成長にも関係しています。
タンパク質に含まれる必須アミノ酸には、脳内神経伝達物質の分泌を促す働きがあります。
精神を安定させる「セロトニン」や、ポジティブで意欲的になる「ドーパミン」などです。
これらが正常に分泌されることで、自律神経のバランスが整い、心身の調子や睡眠リズムの安定につながるのです。
タンパク質の働きを高めるには、朝食でしっかりとタンパク質を摂ることが大切です。
エネルギー代謝が高まり、活発に1日を過ごすことができます。
逆に朝食を抜くことは、子供の成長にとって悪影響ばかり。
脳のエネルギー源であるブドウ糖が供給されないため、集中力や記憶力が低下し、勉強の効率が悪くなります。
子供に必要な1日のタンパク質摂取量はおよそ以下のとおりです。(日本人の食事摂取基準2015年版)
男子 女子
1~2歳 20g 20g
3~5歳 25g 25g
6~7歳 35g 30g
8~9歳 40g 40g
10~11歳 50g 50g
12~14歳 60g 55g
15~17歳 65g 55g
きちんと子どもに朝ごはんを食べさせていても、その内容を見直してみてください。
タンパク質は必ず摂っていますか?
食パンだけorおにぎりだけ というのは良くありません。
卵、ヨーグルト、チーズ、プロテインなど 手軽に摂れるもので構いません。
朝食には必ずタンパク質を食べさせましょう。
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