ライフステージ別必要な栄養素【思春期】

こんにちは。

神戸を拠点にフランスノジェ式耳介療法講習(耳つぼ講座)をしています、耳介療法士の田中です。

思春期は個人差がありますが、12~17歳の中学生/高校生の時期に多くの子どもが当てはまります。

身長・体重が急増し、性ホルモンの分泌もさかんになります。

思春期は骨量が最も増加する時期でもあります。

そのため、カルシウムの摂取推奨量が男子は1000mg/日、 女子は800mg/日となっています。

≪食品別カルシウム含有量≫

プレーンヨーグルト100g:120mg

プロセスチーズ1個(25g):158mg

木綿豆腐100g:86mg

納豆1パック(50g):45mg

しらす干し5g:10.5ⅿg

サバの水煮缶1個(80g):208mg

モロヘイヤ100g:260mg

小松菜100g:170mg

エネルギーやタンパク質も、この時期は最も多く必要とされています。

お腹が空いたからといって、インスタント食品やスナック菓子で満たすのは控えるようにしましょう。

これらの食品にはリンが多く含まれています。

リンは、カルシウムやマグネシウムとともに骨や歯を構成する成分ですが、多く摂りすぎるとカルシウムや鉄の吸収を妨げ、骨の発育不足や貧血を引き起こす原因になります。

最近は、朝食抜きや偏食、孤食、過度なダイエットによるエネルギーや栄養素不足が問題になっています。

子どもたちが栄養面でも精神面でも充実するように、できるだけ家族一緒に食事をするよう配慮しましょう。

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