ライフステージ別必要な栄養素【妊娠・授乳期】

こんにちは。

神戸を拠点にフランスノジェ式耳介療法講習(耳つぼ講座)をしています、耳介療法士の田中です。

妊娠期は、母体の健康と胎児の発育のために十分な栄養が必要です。

妊娠初期に特に気をつけないといけないのは、葉酸の摂取。

葉酸は、ビタミンB12とともに赤血球の生産を助けるビタミンで「造血のビタミン」とも呼ばれています。

また、DNAやRNAなどの核酸やたんぱく質の生合成を促進し、細胞の生産や再生を助けることから、体の発育において重要なビタミンなのです。

葉酸の十分な摂取が、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを下げることから、1日400㎍の摂取が推奨されています。

≪葉酸が多く含まれる食品≫

枝豆・アスパラガス・ブロッコリー・アボカド・鶏レバー・卵黄・焼き海苔・ライチ・いちご など

妊娠中期と後期は、マグネシウムと鉄を含む食品を多く摂取するようにします。

妊娠高血圧症候群や貧血予防にもなりますし、特に鉄は胎児の血液を作るためにも必要です。

≪マグネシウムが多く含まれる食品≫

ひじき・ほうれん草・アーモンド・玄米ごはん・小麦胚芽 など

≪鉄が多く含まれる食品≫

レバー・赤身肉・かつお・マグロ・しじみ など

授乳期は脂っこいものや刺激物を控え、n-3系を多く含む魚(まぐろとろ、ハマチ、サバなど)や亜鉛、ヨウ素、セレンなどを含む食品をしっかり摂るようにしましょう。

≪亜鉛が多く含まれる食品≫

牡蠣・牛赤身肉・油揚げ・カシューナッツ など

≪ヨウ素が多く含まれる食品≫

海苔・こんぶ・ひじき・わかめ など

≪セレンが多く含まれる食品≫

まぐろ・わかさぎ・イワシ・たらこ・かつお節 など

※いずれも摂りすぎは良くありません。1日の摂取目安量を守ります。

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