ビタミンとミネラル

こんにちは。

神戸を拠点にフランス式耳介(耳つぼ)療法講習をしています、耳介療法士の田中です。

糖質、脂質、タンパク質の三大栄養素に比べると、必要とされる量は少ないものの生命維持に欠かせないものがビタミンとミネラルです。

ビタミンは大きく水溶性と脂溶性に分けられます。

●水溶性ビタミンは主にビタミンB群で、水に溶けやすい、熱や光に弱い、尿に排出されやすい性質を持ちます。とくにビタミンB1・B2・Cは不足しがちになりやすいので注意が必要です。

●脂溶性ビタミンはA、D、E、Kの4種類です。油脂に溶けやすく水に溶けにくいのが特徴です。とくに A、D、E は摂りすぎると過剰症のリスクが高まるため注意が必要です。

ミネラルは1日の必要量が100㎎以上の主要ミネラルと、100㎎未満の微量ミネラルの2つに分けられます。

なかでも不足しがちなのがカルシウムと鉄で、摂りすぎに注意したいのが食塩です。

ビタミン、ミネラルともに、摂りすぎても不足しても身体に支障をきたします。

[欠乏症]

ビタミンA:成長障害、夜盲症

ビタミンB:疲労、肌荒れ、口内炎、脚気

ビタミンC:シワ、シミ、鉄欠乏性貧血

葉酸:悪性貧血、胃潰瘍、胎児の神経管閉鎖障害

リン:腎不全、筋委縮

マグネシウム:骨粗鬆症、こむら返り

鉄:鉄欠乏性貧血、めまい、息切れ

亜鉛:味覚異常、脱毛

[過剰症]

ビタミンD:動脈硬化、腎障害

ビタミンK:貧血、血圧低下

カルシウム:石灰化、カルシウム沈着

リン:骨粗鬆症、鉄欠乏性貧血

ナトリウム:むくみ、高血圧、腎臓病

ヨウ素:甲状腺機能障害

サプリメントは大量摂取しやすいため長期間摂取するのは好ましくありません。

様々な食品からバランスよく取るように心がけましょう。

関連記事

  1. 免疫力アップのおすすめ食材16

  2. ライフステージ別必要な栄養素【乳幼児期】

  3. 気をつけたい調理法⑥

  4. 三人寄れば・・・

  5. ショートスリーパーになるには?

  6. 間食をするなら

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。